プロダクションとエージェントの違いって!?こんにちは♪ アメリカで働くポルノスター、まりかです。
今日は、日本のAV女優さんの「事務所（プロダクション）」とアメリカのポルノスターの「エージェント」の違いをお話しします。
まず、アメリカでポルノスターとして活動するには、基本的には撮影のエージェントを見つけます。もちろん、日本と同じでフリー女優さんもいるのですが…。
私にも「Mark Spiegler」というエージェントがあります。
★Mark Spieglerとパチリ↓ いかにも、やり手交渉人って感じ!!!
★代表のインタビューはこちらから↓
ちなみに、私のエージェントは世界一のエージェントとして数々の賞を受賞している、超エリートエージェント。
世界中から200人も毎日面接の連絡が来るのらしいですが、エージェントの意向でマックス30人以上は入れない厳しいエージェントなのです。
★そんな狭き門を見事くぐって活躍しているのは、こちらのセクシー美女たち↓
これはホワイトパーティーの様子。アワードの前夜祭で、白いドレスがドレスコード。
こういう時でも、スピルガーガールズは、ポルノ業界の看板エージェントだから、1番最初にみんなでレッドカーペット歩いたり、みんなでマスコミに写真撮られたりするんです。
こちらは、xbizというアワードで。エージェントのみんなで、レッドカーペット。
恵比寿マスカッツ以上!?の有名人
それがスピルガーガールズ業界では、通称「Spiegler Girls（スピルガーガールズ）」といって、アワードで優勝したのと同じくらいに威力があるフレーズなので、私達のエージェントの子は、皆プロフィールの一番上に「スピルガーガールズ」と誇らしげに書きます。
だって、なんてったって、「スピルガーガールズ」はみんな有名人なんだもん。
ベスト女優賞を受賞するか、ペントハウスペットになってる。つまり、どれかの年の世界一。
スピルガーのすごいとこは、全員その結果を出しているの。
毎日200人もの女性（もちろん全員無名！）が面接にくる中からピックアップするんだけど、数年以内に全員に何か世界で通用する肩書きをとらせちゃう。
なぜ、この子ならいけると分かるのかしら？ 本当に不思議。
でも、サイトを見ると他のエージェントと圧倒的な違いが確かにある。
まず、他のエージェントは何百人もの女性がいるのに、スピルガーはわずか25～30人しかいない。
しかも、その子らが、100パーセントの確率で何か賞をとる。
ただ、その分、入ってからも大変。
入るのも大変なのに、入ってからはさらに大変なんですよ。
きちんとプロフェッショナルな態度とらないと、直ぐにクビにされちゃう。
うちらが雇う立場だから、クビって表現は違うけど、実質クビね。
例えば、スピルガーからメールがきて、夜中でも2時間以内にきちんと「受け取りました！」「読みました」って返事しないとクビ。遅刻もクビ。風俗で働いてもクビ。
すごく厳しい。
だから、ダンスツアーに、他のエージェントを雇っている女の子と行くと、スピルガーガールズと部屋のシェアをしたがらないの。
夜中でも、携帯を常にONにしなきゃだし（苦笑）。
あと、日本のように業界内での恋愛はNGというような暗黙のルールもないから、みんな、業界人同士でつきあったり、結婚もしているけど、スピルガーガールズには、みんな手を出しにくいって言ってる。
スピルガーガールズは業界の憧れの的だけど、厳しいスピルガーがついてるからね。
あと、見かけも違うと思う。
他のエージェントみたいに、分かりやすい金髪＆巨乳のアメリカンセクシーガールは何人もいない。
2人として、スピルガーガールズに同じ見かけ、同じキャラクターはいないの。
よかったらチェックしてみて！
http://spieglergirls.comさて、話を戻しましょう。
事務所とエージェントの大きな違いは、日本では基本的に「AV女優が事務所に所属している」ということ。
事務所によっては、雇われている芸能人もいますよね。
しかし、ここアメリカでは「ポルノスターがエージェントを雇っている」のです。
それらを踏まえたうえで、仕事の内容の違いを話します。
まず、よくブログにこんなことを書いているのですが・・・。
「今日は、住んでいるロスからサンフランシスコまで1人で飛行機で行って撮影。
空港までも自分で運転して行くし、帰りもアナルの後なのに自分で運転し夜中帰ってくるし、つらいー」
すると、こんな質問を受けたりします。
「エージェントはマネージャーさん用意してくれないの？」
はい、当然です。
マネージャーなんていません。
エージェントはマネージャーを用意するのが仕事ではないですからね。
では、何が撮影エージェントの仕事なの？？？ というと、「撮影エージェント」とは、日本語に直訳すると「撮影代理人」そのものであり「撮影現場を取って来てくれる代理人」です。
つまり、日本の事務所のようにマネージャーを用意してくれるのは、彼らの仕事ではありません。
さらにいえば、このエージェントから、「インタビューの仕事」「サイン会の仕事」など、日本で当たり前の様に所属事務所が持ってくる仕事も貰えません。
もっといえば、
「インタビューで質問されたんだけれど、あの時に撮影したタイトル何ていうの？ いつ発売？」
なんて質問をしたところで、彼らの仕事ではないのだから、彼らは知りません。
つまり、アメリカの撮影エージェントの仕事内容とポルノスターの関係性は・・・
大前提として、エージェントが被雇用者でポルノスターが雇用者。
そして、雇い主であるポルノスターの為に、毎月「撮影」（それに準じる打合せ、オーディションを含む）をポルノスターの代わりに代理で交渉し取って来てくれるのがエージェントです。
★こちらは世界を跨って活躍するペントハウスペットたち↓ 素晴らしい目の保養です。
ペントハウスペットのみんなで♪ アメリカでのポルノスター活動つながりでのせました。よって、ギャランティの流れも全く逆。
月末に取って来てくれた「撮影」に対するパーセントを私達雇い主がエージェントにお給料として払うのです。
私たちは、撮影時にいただく出演料から、10パーセントをエージェントに小切手で月末支払います。
エージェントによりパーセントは違いますが、確か15パーセントがマックスと法律で決められているんです。
これは、「雇い主のために、撮影を交渉し、取ってきてくれてありがとう」のお金ですが、この他に“エージェントフィー”というものもあります。
それは、撮影メーカーが、「あなたのエージェントの女の子を使わせてくれてありがとう」という意味でエージェントに支払うギャランティ。
女優1人につき、大体100ドル払います。
日本だと、メーカーから事務所に事務所の取り分を含めたギャラが支払われ、事務所から女優に出演料が支払われますね。
★こちらはエージェントにギャランティを支払う際に使うチェック（小切手）↓ 日本ではあまり日常的に使われないので珍しいですよね♪
さてと、流れは分かりました。
けれども、こんな疑問が出てくるのではないでしょうか。
「じゃあネットでよく見るポルノスターのインタビューと言うのは何処からくるの？」
「まりかちゃんの出演作品を宣伝している雑誌やネットを見たよ？」
「イベントのゲスト出演するって聞いたけれど？」
「AV女優さんの基本的な仕事でありそうなサイン会は？」
それらの仕事をしたいのならば、また別の「第2のエージェント」があります。
PRエージェントといって、私達ポルノスターの宣伝をするエージェントもあるのです。
もちろん、「宣伝なんていらないよー」っていうポルノスターはこのエージェントを雇う必要はないのですが、多くはPRエージェントも雇っています。
私が雇っているPRエージェントは「The Rub PR」というエージェントで、ポルノスター以外にも色々な有名人や企業など、宣伝を必要としている人が雇っています。
このエージェントのお仕事は、名前通り、雇い主である私達の「PR＝宣伝」です。
★例えばこんな動画もYoutubeで見られちゃう♪
例えば、私が凄い大きな大作に出演したら、それを色々な雑誌やネットに宣伝してくれたり、インタビュー、ラジオショー、イベントゲスト、サイン会などの仕事を取って来てくれます。
その他にも、こんな仕事も彼らの業務。
例えば、
「私がユーチューブチャンネルを始めた！」
「自分のWeb siteのアクセス数を伸ばしたい」
「〇〇の仕事がしたいから、会社と連絡を繋げてくれないか？」
など「こんなPRをしたい」という希望が出てくることがありますよね。
こんな時にも、雇い主である「Marica Hase」のブランドを宣伝出来る事に繋がる仕事は全て取って来てくれます。
そして、 このエージェントに関しても、私が月末に彼女にお給料を支払います。
ただ、PRのエージェントは、何回PRしましたとかでは、カウントできないじゃない？
「インタビュー３回とりました」「アワードショーの司会の仕事とりました」など、私がやらなきゃいけない仕事以外にも、PRエージェントが自主的にやってくれるPRの仕事もあるわけです。
例えば、PRエージェントがツイッターなどで、「まりかの新作チェックしてね！」「まりかはノミネートされたよ！」と書いてくれたり、雑誌に新作の記事を書いてくれたり…。
だから、PRエージェントには、月々決まったお金を支払っています。
まさにお給料ですね♪
その他、私を含めた沢山のポルノスターが雇っている「第3のエージェント」があります。
それは、ダンスエージェントです。
私のダンスエージェントは「A-list」と「Center fold」。
こちらは、１回につき契約金の15パーセントを支払っています。
主な仕事内容は、アメリカの色々な州のストリップクラブで、セリブリティーゲストとしてダンスを踊る仕事です。
★ストリップクラブの様子はこちら♪
このお仕事は、ある程度の知名度がないとオファーを頂けないのですが、ポルノスターのメインのお仕事の１つです。
先日、私もサンフランシスコのクラブに行って来たばかりなので、このダンスの仕事についての記事はレポートを含めて次回に書こうと思います。
以上、この３つのエージェントが基本的なポルノスターが雇う3種のエージェントです。
その他必要に応じて ボディーガード、ロディー、運転手なども場合によっては雇ったりもします。
私の場合は、「HIME PRODUCTIONS」(読み方は、アメリカだからとハイムプロダクションではありません。姫プロダクションです）という会社経営にし、これら一連の仕事や自分のウエブサイトで発売するポルノ作成を行っています。
例えばこちらのサイト。
maricahasevip.comこれは、メンバーになった人しか見れないポルノのダウンロードサイト。
私がオーナーで、男優やカメラマンを雇って、ポルノ作品を作っています。
会員になると動画が見られる他、無料で私のチャットが見られる特典もあるんですよ。もちろん、会員にならないと、無料では見られません。
で、ここで古くなったポルノは、manyvidsってポルノのダウンロードサイトで「二次使用」として販売しています。
なにしろ、Maricaが作品を作っているサイトだから、権利も全て持っているんです。
ただ、全ての権利を持っているということは、全て自分でやっていかなければならないということでもあります。
さて、以上がアメリカのエージェントのシステムでした。
ちなみにこのエージェントシステムは、アメリカポルノ業界だけでなく、ハリウッド映画業界も同じなんですよ。
さて、載せきれなかった写真がたっぷりあるので、こちらからお楽しみください♪
まりかちゃんのコラムはまだまだあるぞ！ こちらから見てね！■
日本人唯一のPENTHOUSE PET！ ポルノスターまりか（MARICA）のコラム発動です！■
【USAポルノスターまりかのコラム】ペントハウスマガジン主催のセレブなパーティーを大徹底レポート！ USAポルノスターの素顔も満載！■【
USAポルノスターまりかのコラム】ペントハウスマガジン主催のセレブなパーティーの様子を大量画像でお伝え！ セクシーなUSAポルノスターのオフショットも多数公開♪葵屋図書館では豪華メンバーがコラムを執筆！
三代目・葵マリーのコラムはこちら■
私が『三代目・葵マリー』を名乗るようになった理由■
初代＆三代目・葵マリーが一緒に作った最初で最後のAV■
××××に触れずにイク!! 究極の方法とは!?葵屋図書館をどうぞ応援してください！ (❁ᴗ͈ˬᴗ͈). ぺこり
葵屋図書館ツイッターはこちら→
@aoiyatoshokanフォローよろしくお願いします♪
「葵屋図書館」
～ちょっとエッチな読書タイムを～
葵屋がお送りする読みもの専門館
編集長：中山美里
