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ナンパ師AKIRAのつぶやきコラム「ひとりH上手はセックス上手」

セックスは互いに共に楽しむもの

前回に引き続き、コラムを書いてみたい。
女をナンパし、行きずりの関係を持つ俺だが、もちろん時には、恋愛関係に陥り数年間に渡って付き合うこともある。
過去には結婚を考えた相手もいた。
セフレも長い相手になると6年ほどの関係を結んでいる。

そういった関係において、俺なりの発見をまとめておきたい。


akirakoramu0816.jpg
この写真も過去に関係を持った女である。


性に対して無知な女性が「貞淑」「処女性」などと尊ばれると、世間一般では思われがちだ。
けれども現実問題として、恋愛を長続きさせ深めていくためには、性をともに楽しむ姿勢が不可欠である。

だからこそ「昼は淑女のように、夜は娼婦のように」という女性にとっては理不尽な姿が、男性にとってはひとつの理想だったりするのだ。
これは女性にとっては残酷なようだが、男にとってのリアルである。

つまり、貞淑さや処女性はイメージとして求められ、性への積極性や探究心は実質として求められるというわけだ。

例えば、現実のシチュエーションだと、男性のわい談を聞いて恥ずかしそうに顔を赤らめていてもベッドでは大胆という姿は男性心を多いにくすぐってくれる。
それから、最初からあまりに性に開放的な女性には、男性は少々ひいてしまうし、興ざめしてしまうものだけど、関係が深まるにつれてセックスに対して様々な提案をしてくれるのは、とても嬉しいこととして感じられる。
今の言葉で簡単に言ってしまえば、ツンデレというものが当てはまるのかもしれない。
表では「セックスなんて恥ずかしい」と頬を赤らめている子が、ベッドのなかではあんなこともこんなこともと、H心を一緒に高めてくれるのがいいんだよね。

勝手なことを書き連ねてしまったけれど、これが多くの男の本心だと思う。
このあたりの男の繊細な気持ちを理解してくれる女性は多くない。
だが、このワガママな欲望を叶えてくれる女は、やはりセフレとしても深く信頼しあえる関係を築ける。

セックスにおいて消極的なことは、「マグロ女」などと蔑称される。この蔑称は、ただ単に男にとって消極的な女性がつまらないということだけじゃない。
セックスで非協力的で、楽しんでいる姿を見せてくれず、気持ちいい顔も見せてくれないマグロ女は、「男性として僕を受け入れてくれていないんだ…。僕は男として失格なんだ」と思わせてしまう。
若い頃は、こんな感じでよく自滅していたものだ。
最近じゃ、女の計算やら機嫌やらも読み取ることが、そこそこ上手くなってきたから、自滅することもなくなったが・・・。

もし、男のセックス自体を拒否してしまったら、男として、恋人として拒否され、否定されたと感じてもいたしかたない。
このことを理解している女は、びっくりするほど少ない。
だから、セックスレス夫婦なんかが増えるんだと思う。

逆に言えばセックスで積極的であるということだけで、「僕を本当に受け入れてくれてるんだ」と思ってしまう単純なものってことなんだけどね。

男なんて、女の感じている演技やイッている演技もよくわからないバカな生き物だ。
多少乗り気がしなくても応じておいて、少しの演技でもしていれば、男はその女をいじらしく思い、執着する生き物なのに・・・。
なんてことを、考えていた。

久々に会った学生時代の友人が
「うち、子供が生まれてから、セックスレスなんだよね。もうどうやって誘ったらいいのかわからないし、もしそういうシーンになっちゃったら勃たないかもしれない。
はっきり言えば、嫁は嫁で家庭で円満にやっていて、外で浮気したいんだよなあ」
なんてぼやいていたのが火種だろうか。


合わせて読みたい!

ナンパ師AKIRAのヤリチン忘備録

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Author:中山美里
水商売などを経てライターへ転身。その後は女性と性をテーマにした著作を次々と発表。固い記事から身体を張った体験レポートまで、スタンスの広さに定評がある。

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