葵屋図書館

意外と盲点だが、女とヤレる男は「趣味」を多く持っているものだ。

趣味と言っても、切手コレクターとかウィスキーグラスの中に帆船模型を作るとかいうような、オナニーみたいな趣味ではダメだ。
大事なのは、女の子と一緒に楽しめる趣味であることだ。

当然だがスポーツは鉄板。
今年の冬も、ナンパ友達と雪山に行って、スノボ娘をパクッといただいた。

ちなみに、スポーツであれば、観戦系もオススメだ。
特にサッカーなんて試合が盛り上がったついでに、性浴だって盛り上がっちゃうもの。
競技場でも、スポーツバーでもナンパをしやすい。
野球もありだろう。

観戦系で以外とイマイチなのが格闘技。
来ている女は、たいてい男が連れている。
グループでワイワイというムードもない。

スポーツをするのであれば、マリンスポーツはナンパの定番。
だが、意外なところで恋が生まれやすいのは、ジョギングである。
不倫の隠れ蓑にもなっていると、人妻専門の友人から聞く。


さて、話は雪山でナンパしたスノボ娘に戻ろう。

キャピっと元気なスノボ娘は親の目から離れた旅行地で、ハメを外さなきゃソンソンとばかりに弾けまくるものだ。

女子だけのグループを見つけたらこっちのもの。
ナンパされに遊びにきているようなものなので、声をかけるのは男としての礼儀である。
ハッキリ言って都会の街角で声をかけるより、10倍くらい成功率が高い。

リフト待ちや、転んでいる所を助けてあげたり、仲良くなるキッカケは沢山ある。
今年も二人連れの専門学校生と、スノボをしながら友達になった。
「滑り終わったら一緒に飲もうよ」
という誘いにもすぐにOK。

友人がネットでみつけた郷土料理と地酒のうまい店へゴー。
この友人は、いい店を見つけるのが上手い男なのだ。非常に重宝する。
ナンパ師としては大事な才能だ。

とにかく遊びモードで「今じゃなきゃ」「ココじゃなきゃ」楽しめないことを存分に味わいたい彼女たち。
20歳になったばかりで、お酒も堂々と飲めるようになり、ちょっと冒険したいお年頃なのだ。

口当たりのいいスッキリフルーティーなタイプの日本酒をガンガン飲ませる。
日本酒初心者ならシメたもの。軽い口当たりが命取り!!

この手の酒はあまりにも飲みやすいため、気づいたときには酩酊状態。



2時間もしないうちに、ふたりとも触れれば濡れるHなモード。
「お腹いっぱいだね。今度は部屋で飲み直そうよ」

地域名物のお菓子や酒を買い込んで、それぞれの部屋に連れ込んだ。
部屋に入ればもう答えは見えたようなもの。

朝になり、ひっくり返って潰れたカエルの様に高いびきをかいている娘の姿は、ちょっと笑えたな。


あまりにも残暑が厳しいんで、寒い冬の日のことを思い出して書いてみた。

てなわけで、またな。


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編集長：中山美里